刈谷「天然温泉 この湯」サウナ&岩盤浴体験記|96℃サウナと2種類の水風呂をレビュー

愛知県刈谷市の天然温泉 この湯の外観と、右下で施設を紹介するちるペン サウナ施設レビュー

愛知県刈谷市にある「天然温泉 この湯」へ行ってきました。

この日は、入浴と岩盤浴の両方を楽しめるフリープランを利用。

12時に入館し、まず3階の岩盤浴エリアでのんびり過ごしてから2階の浴場へ移動。最後にサウナを3セット楽しみ、17時に退館しました。

滞在時間は約5時間です。

サウナ、水風呂、外気浴のバランスもよかったのですが、特に印象に残ったのは岩盤浴エリアの静かさでした。

「今日は時間を気にせず、ゆっくり過ごしたい」

そんな日に利用したくなる施設です。

※館内写真は、スタッフの方に撮影可否を確認したうえで撮影しています。

2025年オープン。館内はまだ新しさを感じる

館内に入ると広い下駄箱スペースがあります。

天然温泉 この湯は、2025年10月にオープンした温浴施設です。私が訪問した2026年8月25日時点では、まだオープンから1年も経っていません。

外観は黒を基調とした落ち着いたデザインで、正面には大きな「この湯」の文字。

館内へ入ると外観とは少し印象が変わり、木の色を使った柔らかい雰囲気になります。

新しい施設ということもありますが、それ以上に清掃が行き届いている印象が強く、下駄箱や休憩スペース、浴場まで気持ちよく利用できました。

巨大なスーパー銭湯のような広さではありません。

その代わり、1階・2階・3階に必要な設備がまとまっていて、館内を長い距離歩き回らなくて済むのは使いやすかったです。

1階から3階までの館内マップ。2階が浴場、3階が岩盤浴エリアです。

この日は平日だったので、岩盤浴付きのフリープラン1,850円を利用しました。

まずは3階の岩盤浴エリア「こもれび」へ

3階には岩盤浴、フィンランド式サウナ、休憩スペースなどがあります。

受付を済ませたあとは、最初に3階の岩盤浴エリアへ向かいました。

公式サイトでは、3階に岩盤浴、男女一緒に利用できるフィンランドサウナ、クールルーム、レストエリアなどが案内されています。

休憩スペースへ入って最初に目に入るのが、木を使った大きな造り。

明るく落ち着いた3階の岩盤浴・休憩エリア。

横になって休める場所がいくつもあり、漫画を読みながら過ごすこともできます。

訪問したのが平日の昼だったこともあり、利用者は少なめでした。

大きな話し声が聞こえることもほとんどなく、岩盤浴から休憩まで静かに過ごせたのが印象に残っています。

この日は4回ほど岩盤浴を楽しみました。

汗をかいたら一度休み、身体が落ち着いたらまた入る。

時間を細かく決めるのではなく、漫画を読んだり横になったりしながら、自分のペースで過ごせるのがよかったです。

岩盤浴エリアで一番よかったのはフィンランド式サウナ

中央の大きなストーブを囲むように座るフィンランド式サウナ。

3階で特に気に入ったのが、フィンランド式サウナでした。

室内の中央には大きなサウナストーブが置かれ、その周囲を囲むように座る造りになっています。

一般的な岩盤浴よりもしっかり熱を感じられ、座っていると少しずつ汗が増えてきました。

そして訪問時は、毎時45分にオートロウリュが行われていました。

サウナストーンに水がかかると湿度が上がり、それまでよりも熱を強く感じます。

浴場にある高温サウナとは違い、ゆっくり身体を温めながら汗をかける感覚でした。

「岩盤浴だけでは少し物足りないけれど、高温サウナほどの熱さは求めていない」

そんな人にも試しやすそうです。

クールルームと休憩を挟みながらのんびり

フィンランド式サウナや岩盤浴で汗をかいたあとは、クールルームへ。

水風呂のように一気に身体を冷やすのではなく、冷えた室内で少しずつ身体を落ち着かせます。

そのあと休憩スペースで横になっていると、そのまま寝てしまいそうになるほどゆっくりできました。

岩盤浴を長時間利用するときは、水分補給も忘れないようにしたいところです。

3階には飲み物を入れておける冷蔵庫があり、持参した飲み物を冷やしておけました。

これは実際に使ってみると便利。

岩盤浴で汗をかいたあとに冷たい飲み物を飲み、少し休んでから次へ。

長く滞在するなら、先に飲み物を用意しておくと使いやすいと思います。

岩盤浴のあとは2階の浴場へ

2階「古今の湯」の浴場入口。この先に大浴場とサウナがあります。

3階でゆっくり過ごしたあとは、2階の「古今の湯」へ移動しました。

ここからはサウナです。

岩盤浴ですでにかなり汗をかいていましたが、せっかくなので浴場のサウナも3セット楽しみました。

無理に3セットやる必要はありません。

この日は体調を見ながら、自分のペースで入りました。

約96℃のサウナ。広いのに落ち着いて入れる

男性サウナは3段。

体感では30人前後入れそうな広さがあり、訪問時の室温は約96℃でした。

広いサウナ室ですが、照明は明るすぎず少し暗めです。

テレビは設置されているものの音声はなく、室内には落ち着いた音楽が流れていました。

この組み合わせが私には合っていました。

テレビ番組の音がずっと流れているサウナもありますが、この湯は映像だけ。

周囲も静かだったので、座って目を閉じていると余計な音が気になりません。

サウナ室が広いため、空いている時間なら他の人との距離も取りやすく、ゆったり座れました。

毎時00分・30分のオートロウリュは熱さが一変

通常時でも約96℃あるので、十分に熱さを感じます。

さらに訪問時は、毎時00分と30分にオートロウリュが行われていました。

サウナストーンに水がかかったあと、送風が始まります。

風が当たると、それまでとは体感が一変。

熱気が一気に身体へ届き、通常時よりかなり強い熱さを感じました。

私は熱めのサウナが好きなので、この時間は特に好みです。

ただし、サウナに慣れていない人が最初から上段で受けると、熱すぎるかもしれません。

初めてなら下段から試して、熱いと思ったら途中で出る。

それで十分です。

サウナは我慢して長く入る場所ではありません。

訪問時は17℃と11℃。2種類の水風呂

サウナを出たあとは水風呂へ。

訪問時の表示では、約17℃と11℃の2種類がありました。

なお、公式サイトでは水風呂を18℃と10℃として案内しています。実際の水温は利用するタイミングによって多少変わるようです。

17℃側は冷たさを感じながらも比較的入りやすく、11℃側になると一気に冷たさが増します。

私はその日の感覚に合わせて使い分けました。

水風呂に慣れていない人なら、まずは17℃側から試すくらいで十分です。

もちろん、水風呂へ入ること自体が必須ではありません。

冷たさが苦手なら、汗を流してから冷水シャワーを使ったり、そのまま休憩したりする方法でも大丈夫です。

冷たい水風呂へ入れることが、サウナの上手さではありません。

自分が気持ちよく利用できる方法を選ぶのが一番です。

ひとつ惜しいと感じたのは、水風呂の広さ。

どちらも3人ほど入ると窮屈になりそうで、広いサウナ室と比べると小さめに感じました。

この日は空いていたので待つことはありませんでしたが、混雑する時間帯は利用するタイミングが重なる可能性があります。

サウナから外気浴まで、ほとんど迷わない

この湯で私が特に評価したいのは、設備の豪華さよりも動線です。

サウナを出る。

汗を流して水風呂へ。

水風呂から出たら、そのまま外気浴スペースへ。

この流れが短い距離で完結します。

サウナに入るたびに長い距離を歩いたり、休憩するイスを探してウロウロしたりする必要がありませんでした。

3セット繰り返しても、この部分でストレスを感じなかったのはよかったです。

実際にいろいろな施設を利用していると、サウナ室の温度だけではなく、こうした使いやすさも大事だと感じます。

外気浴はイスが多く、扇風機の風が気持ちいい

外気浴スペースには、ととのいイスが約12脚。

さらにリクライニングできるイスも2脚ほどありました。

平日の昼だったこともあって空席は十分あり、休憩場所に困ることはありませんでした。

そして嬉しかったのが扇風機です。

水風呂から上がってイスに座り、扇風機の風を受けながら休憩。

自然の風が弱い日でも風を感じられ、気持ちよく休めました。

一方で、外気浴スペースは屋根がある場所が少ないため、雨の日は使いにくそうです。

晴れた日の外気浴が気持ちよかっただけに、ここは天候によって印象が変わりそうでした。

サウナのあとは天然温泉と炭酸泉へ

3セット終えたあとは、お風呂へ。

この湯では露天風呂で天然温泉を楽しめます。浴場には炭酸泉も用意されています。

私が気に入ったのは炭酸泉。

岩盤浴で身体を温め、そのあとサウナを3セット楽しんだので、最後は熱さを求めず炭酸泉でのんびりしました。

こうしてお風呂まで入っていると、12時に入館したのに気づけば夕方。

岩盤浴とサウナの両方を利用すると、5時間でも思っていたより短く感じました。

サウナ初心者にも利用しやすい?

私は、この湯はサウナ初心者でも比較的利用しやすい施設だと感じました。

理由は、サウナ室が広く、座る段によって熱さを選びやすいこと。

さらに水風呂が2種類あり、外気浴用のイスも多く用意されています。

ただし、オートロウリュ中は通常時よりかなり熱く感じます。

初心者なら無理に上段へ座らず、まずは下段から試すのがおすすめです。

熱いと感じたら途中で出てください。

水風呂も無理に入る必要はありません。

1セットだけで終わっても、ととのわなくても問題なし。

自分が「気持ちよかった」と思えるところで終わるくらいが、初心者にはちょうどいいと思います。

めまい、吐き気、頭痛、動悸、強い息苦しさなどを感じた場合は、その時点でサウナをやめて安全な場所で休みましょう。

実際に使って良かったところ

今回利用して特によかったと感じたのは、次の3つです。

  • 岩盤浴エリアが静かで、長時間ゆっくり過ごせた
  • サウナ、水風呂、外気浴の距離が短く使いやすい
  • 岩盤浴からサウナ、天然温泉まで1か所で楽しめる

特に印象に残ったのは静かさです。

この日は平日の昼だったこともありますが、岩盤浴エリアで漫画を読んだり横になったりしながら、自分のペースで過ごせました。

サウナだけを目的に短時間利用するのもいいですが、私は岩盤浴まで含めてゆっくり利用する方が、この施設の良さを感じやすいと思います。

実際に使って気になった点

満足度の高い施設でしたが、気になったところもあります。

ひとつは水風呂の広さ。

サウナ室がかなり広いのに対して、水風呂はどちらも大きくありません。

人が多い時間帯では、水風呂を利用するタイミングが重なる可能性があります。

もうひとつは外気浴スペースの屋根です。

晴れていれば気持ちよく休めますが、雨の日は外での休憩がしにくそうでした。

ただ、私が訪問した日は岩盤浴もサウナも空いていたため、この2点が大きな不満になることはありませんでした。

静かに5時間過ごせたこともあり、全体として満足度は高かったです。

こんな人におすすめ

天然温泉 この湯は、特にこんな人に合いそうです。

  • 岩盤浴とサウナを両方ゆっくり楽しみたい人
  • 静かな休憩スペースでのんびり過ごしたい人
  • サウナ、水風呂、外気浴の移動がラクな施設を探している人
  • 刈谷駅周辺でサウナや天然温泉を楽しみたい人

反対に、「水風呂は広い方がいい」「雨の日でもしっかり外気浴したい」という人は、混雑状況や天気によって少し印象が変わるかもしれません。

天然温泉 この湯の基本情報

訪問時に確認した料金と営業時間の案内。

最後に、料金や営業時間、アクセスをまとめます。

以下は2026年8月25日に公式サイトで確認した情報です。料金や営業時間などは変更される可能性があるため、利用前に最新情報をご確認ください。

岩盤浴付きフリーコース

平日:1,850円
土日祝:2,150円

岩盤浴・岩盤浴着付き。

最終受付は21:00です。

今回利用したのが、このフリーコースです。

この湯コース

平日:850円
土日祝:950円
子ども:550円

時間無制限で入浴できます。

最終受付は21:00です。

60分コース

平日:650円
土日祝:750円
子ども:350円

最終受付は22:00です。

施設全体の営業時間は9:00〜23:00、最終受付は22:00です。

アクセス・駐車場

住所は愛知県刈谷市南桜町2丁目58。

JR東海道本線・名鉄三河線「刈谷駅」南口からすぐなので、電車でも利用しやすい立地です。

車の場合は敷地内のTIMES駐車場を利用できます。

無料になる時間は利用コースによって異なります。

  • フリーコース:6時間無料
  • この湯コース:4時間無料
  • 60分コース:1時間無料

岩盤浴付きフリーコースで半日ゆっくり過ごすなら、6時間無料なのはありがたいところです。

施設の最新情報は、天然温泉 この湯の公式サイトで確認できます。

まとめ|岩盤浴からサウナまで5時間ゆっくり楽しめた

この日は12時に入館し、最初に3階の岩盤浴エリアへ。

静かな休憩スペースでのんびりしながら岩盤浴を4回楽しみ、フィンランド式サウナではオートロウリュも体験しました。

そのあとは2階へ移動して、約96℃のサウナを3セット。

オートロウリュ後の送風、2種類の水風呂、イスの多い外気浴スペースと、サウナから休憩までの流れが使いやすい施設でした。

水風呂の広さや雨の日の外気浴など、少し気になるところはあります。

それでも、岩盤浴でゆっくり過ごし、サウナに入り、最後に天然温泉や炭酸泉まで楽しめる。

この日の私には、とても居心地のいい施設でした。

12時に入ったはずなのに、気づけば17時。

時計を見たときに、

「もう帰る時間か」

と思ったくらいです。

近くにあったらホームにしたい。

今回の感想は、最後はこの一言に尽きます。

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